暑くなると、焼酎もロックや水割りで飲みたくなるものです。しかし、夏バテ予防を第一に考えれば、夏でも温かい飲み物がいいとか。その理由は、冷たいものをとりすぎると、胃腸が弱ってしまうから。結果、消化力が衰えて食欲がなくなり、体の免疫力まで低下させてしまいます。むしろ、冷たい飲み物よりも、温かいものを飲んだ方が、健康のためにはいいようです。
それに加えて、汗をかくことで涼を得ることもできます。汗とは本来、体を冷やすために出るもの。思い出してみてください。テレビなどで、インドや中近東の暑い国の人々が、熱いお茶を飲むシーンを見たことがありませんか? あれは、汗の水分で体の熱を蒸発させることによって涼んでいるのです。そうは言っても、やっぱり暑い日にお湯割りは・・・・。そうおっしゃるあなたのために、「ほろよいびと」では、ロックとお湯割りどちらで飲んでもおいしく健康的に、心地よく酔えるシチュエーションを考えてみました。今宵の一盃に、こんな飲み方はいかがでしょうか。
■今夜は“ロック”な気分のとき
まずはお風呂に入って、体の新陳代謝を高める。
そして温かい肴をいただきながら、ロックをグイッ。
※このときのポイントは、温かい肴を先に口に入れること。そうすれば、胃の負担を減らすことができます。
■今夜は“お湯割り”な気分のとき
体を冷やす効果のある食べ物(トマト、ニガウリ、鰹、ハモなど)を肴にするとベスト。そうすれば、お湯割りの楽しさも倍増です。
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