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球磨川は、球磨焼酎を語るとき欠かすことのできない”母なる川”。日本三大急流のひとつにも数えられる清流です。 この清冽な水の流れが生んだ美味のひとつが、天然の鮎。川に生える苔をエサにして育つ鮎は、その大きさに加え、爽やかな香りと独特の味わいが魅力です。この川の伏流水を使ってつくられる球磨焼酎との相性が悪いはずがありません。 定番の塩焼きのほか、一夜干し、鮎ずし、鮎めしと食べ方もさまざま。また、はらわたを使った「うるか」なども、焼酎党にはたまらない酒肴となるでしょう。 |
熊本の郷土料理としてよく知られる辛子れんこんは、ゆでたれんこんの穴に辛子味噌をつめ、衣をつけて油で揚げたものです。その歴史は古く、肥後細川家忠利公が病弱なことを心配した玄宅和尚が「滋養によいものを」とこの料理を薦めたところ、見事に病が癒えたとか。 細川家の九曜の紋所にも似ているため、門外不出の珍味栄養食として伝えられたといいます。 お好みの厚さにスライスし、醤油をかけて食べるのが基本。シャキッとした歯ごたえと、鼻にツーンと抜ける辛子の刺激。この鮮烈な風味が、焼酎の味を引き立ててくれることでしょう。 |
左党たちにとっての“熊本の美味”といえば、やはり馬肉にトドメを刺すでしょう。焼酎のグラスを片手に味わう馬刺の味は格別です。ほどよい野趣をただよわせながらも、低脂肪でヘルシー。トロリと舌にとけるときのあの感じもたまりません。 最近では、馬肉に納豆を合わせた「桜納豆」や、ホルモンなどを食べさせる店も増えています。いずれにしても、焼酎との相性は申し分なし。「これぞ熊本ッ」との声のあがる完璧な取り合わせです。 |
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