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これが「伝助どん」720ml。
右側は「伝助」1升瓶入り。


地域の特色を最大限に生かして、魅力ある焼酎をつくりたい。
そんな峰の露酒造の”地産地消“の取組みによって開発された山江村のオリジナル焼酎「伝助どん」が、3月21日、新発売されます。
そこで今回は、人吉のほど近くにある山江村を訪ね、「伝助どん」の生みの親である皆さんにその熱い想いをお聞きしました。


 「村オリジナルの、自分たちの焼酎がつくりたい」。発端は、そんな酒屋のご主人の声でした。その想いが村を動かし、焼酎づくりをめざす有志が集まりました。
「この村には、万江川の水がある。うまい米もある。そして、山江の特産といえば、栗。だったら、栗の炭で焼酎をろ過してみたらどうか」
そんな試行錯誤の結果、まろやかな口当たりの焼酎ができました。
「これは、イケる」。こうして、山江村のオリジナル焼酎が生まれたのです。




山江村オリジナル焼酎作りにたずさわった商工会と酒店の皆さん。



 「伝助どん」の原料となる米には、減農薬で育てたヒノヒカリを使っています。刈り取った稲は、昔ながらの”陰干し“でゆっくりと乾燥。こうすることで、養分が稲穂全体にゆきわたり、うま味が増すのです。これに、万江川の源流から汲んだ水が加わって、焼酎は命を吹き込まれます。
 もちろん、ネーミングにも村人のこだわりはあらわれています。回覧板をまわして、村人からのアイデアを募集。その多くに見られたのが「伝助」という名前でした。そもそも「伝助」とは、山江村に伝わる「かくれ念仏」伝道者の名。子どもからお年寄りまでに親しまれている人物です。伝助にならって、山江村の焼酎を全国にひろめていきたい。この焼酎には、そんな想いも込められているのです。
 こうして誕生した山江村オリジナル焼酎「伝助どん」。山江村の魅力をいっぱいに詰め込んで、もうすぐ、皆さんのテーブルにお目見えします。(年間6000本限定)







のどかな山江村の田園風景。
 

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