◆桜花流水文「古酒繊月」発売へ◆
 

  熟成に熟成を重ねた貴重な古酒が入っている土甕を、
  このたび道路拡張による立ち退きのため、やむを得ず
  移動しなくてはならなくなりました。

  これまで40数年もそのままの状態で静かに眠っていた古酒を
  この移動の記念に、ひと甕限定で、球磨焼酎の奥深さを
  知っていただきたいと商品化いたしました。

  

          

               有田焼酒器 桜花流水文 「古酒繊月」

                   <商品について>

      商品内容

         甕貯蔵40年の古酒 37度 (40数度の焼酎が長い年月を経て37度へ

         容量:500ml、限定500本

      商品の特徴

        中身は球磨焼酎古酒・・・熊本県、繊月酒造

        容器は有田焼、瓢箪型桜流水絵・・・佐賀県、香蘭社

        キャップ部分は清山製の陶器(特許取得)・・・長崎県、清山

        ※熊本、佐賀、長崎、3県の県を越えた伝統と技の融合

           梱 包  桐箱入り、木製台、木札付

           価 格  105,000円(消費税込)

           発 売  平成22年4月15日(木)

     ※予約受注を受け付けております。

     お問い合わせ:繊月酒造株式会社(0966-22-3207) 

                 「古酒繊月について」

  創業当時、焼酎が造られていた南九州の地域では、多くの蔵の仕込みをして
  まわる杜氏集団が、ほとんどの蔵を掛け持ちして製造を行っていましたが、
  繊月酒造では、創業当初から専属の杜氏がおり、弟子を抱え育て、この弟子の
  中から杜氏の指名した者が次の杜氏になるという稀有な歴史を持ち、
  独自の技術を伝承して参りました。

  かつて3代目杜氏淋豊嘉(そそぎとよか)は、それまでの焼酎造りへの貢献が認め
  られ「現代の名工」(卓越技能者賞)の称号を戴きました。
  この頃までは球磨焼酎に“古酒”という概念がない中、淋杜氏は「球磨焼酎は
  寝かせるほどに旨みを増す」と、古酒を土甕に貯蔵し始め、球磨焼酎の古酒の
  美味しさを知らしめました。

  この時代から貯蔵している古酒は、焼酎業界でも貴重で、古いもので40年以上に
  なります。寝かせることでとろみと甘み、香りが増し、くせの強かったはずの焼酎が、
  次第にまろやかになっていきます。

       

          3代目杜氏・淋豊嘉。40数年前、この土甕に貯蔵を始めた

 

  



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