◆第18回繊月まつりのご報告
 

毎年恒例となっております繊月まつりを今年も5月16日(日)に人吉市の繊月酒造本社敷地内にて開催いたしました。

日ごろより繊月をご支持・ご愛飲していただいている皆様にささやかな感謝の気持ちといたしまして、お祭りを通して恩返しができればと思っております。社員一同、そしてボランティアスタッフの方々のご協力をいただき、今回で18年目を迎えることができました。また今年は峰の露酒造から繊月酒造に社名を変更して初めてのおまつりになりました。

当日の様子はといいますと、前日の準備段階からかなりの雨が降り、当日は朝から大雨洪水警報が出され、市内を流れる急流球磨川ではダムの放水サイレンが鳴り響き、急流がさらに勢いを増し、警戒水域すれすれといった状況。お祭り会場のほうも、スタッフは傘もささず、ずぶぬれになりながら10時の開場にむけて準備を進めておりました。

大雨で残念な気持ちを隠せないままスタートしましたが、始まってみるとどんどん人が増えて、会場のテント、ステージ広場はお客様でいっぱいになり、こんなお天気の悪いなか、本当にたくさんの方々にお越しいただいたことに、スタッフ一同、驚きと感謝感激いたしました。午後からは奇跡的に雨も上がり、そのことにも驚いた私たちでした。

それではお祭りの様子をご覧ください。

ステージでは社長挨拶からはじまり、ご来賓のご挨拶、鏡割りのあと、さまざまな催し物が行われました。

写真は昨年から繊月のイメージキャラクターで活躍していただいている、大和田伸也さん。

大変お忙しい中、人吉まで駆けつけていただきました。

楽しいトークとステキな歌声を披露していただき、ステージ広場は超満員状態でした。

繊月焼酎はもちろん飲み放題。

地産地消型の地元のお米と地元の水で仕込んだ各銘柄や、離れのお座敷では40年近い大古酒も飲むことができます。

写真の銘柄は左から菊池の「きくちのまんま」、相良村の「川辺」、山江村の「伝助」、佐賀白石地区の「しろいし」、菊鹿町の「さきもり」

うどん・おにぎり・いのしし汁・やきとり・焼きそば、おでん、などなど、全て100円。

こちらは毎年恒例のコーナーで、お昼時には行列ができていました。

食べ物や子供コーナーのゲームなどは、入口で事前に購入していただいた、1枚100円の券と交換するという方法をとっています。

こちらは葦北鉄砲隊のみなさん。

葦北町からこのお祭りのためにお越しいただきました。

雨にも負けず、火縄銃の銃声のものすごい音が高らかに響き渡りました。男女の隊員の方10人ほど来て頂いて、普段は外で1列に並んで一斉に発砲するそうですが、雨のため、2列にわかれて行われました。

空砲ですので、安心してください。

繊月まつり名物の鮎の塩焼き。

全国的にも大きくて有名な人吉の鮎の塩焼きと、竹筒で燗をつけた、「たかんぽ焼酎」の組合せは最高ですよ。

おでんやうどんなど、他の食べ物は100円で食べれますが、さすがに鮎は300円です。それでも原価で提供しています。

たかんぽ焼酎は「繊月」でつくっています。竹の香りがして、一味違った風味が楽しめます。

さて、再びステージでは、全国で活躍中、落語家の林家たい平師匠。

ことしもたい平師匠が話し出すと、会場は笑いの渦がに包まれました。

そのほか、カントリーミュージック・ひょげ踊り、歌謡ショー、またお楽しみ抽選会などさまざまなステージがありました。

大雨の中、地元の方も、遠方からも本当にたくさんの方々にお越しいただきました。

どうもありがとうございました。

来年も皆様にお会いできることを楽しみにしております。

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繊月酒造は毎年お祭りの売上げを地域の小中学校に寄付をして、地域のために役立てていただいております。

5月26日(水)、今年の第18回繊月まつりでの総売上金(1,007,006円)は、全額、日本で唯一のコースである球磨工業高校の建築科伝統建築コースに寄付いたしました。

建築の資材の購入に充てられるとのことです。

写真(左)は球磨工業高校・八田豊校長、(右)は繊月酒造社長・堤正博

                             



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