2013年5月19日に開催した「第27回繊月まつり」 の売上金を、
今年は人吉市蟹作町にあります、知的障がい者支援就労施設の
「希望ヶ丘学園」に寄付させて頂きました。

まず社長からの挨拶で、繊月まつりでたくさんのボランティアの方々にお手伝いを
いただいたこと、地域の皆様や九州各地からお客様がいらっしゃったこと、
そして、希望ヶ丘学園をこれからも支援していきたいという話がありました。

寄付金は丸山理事長に手渡され、理事長から
「寄付金は利用者のために有意義に使いたいと思います」とのお言葉を頂きました。
希望ヶ丘学園さんと繊月酒造とのお付き合いは10年以上前から続いています。
というのは、この施設の利用者さんたちが就労活動として作られている”ガラ”の
形の箸置きを、繊月酒造の売店で仕入れ、その価格のままで販売しています。

一つ一つ丁寧に作られていて、どれも大変よく仕上がっています。
お土産としてとても人気の高いものです。
中は空洞になっていて、これを使っている旅館でも、醤油差しと箸置きとの
両方の役目を果たしてくれると評判のようです。
この施設では、野菜を作ったり、織物の制作、委託を受けたギフト箱や絵馬などの
制作、陶芸製品を作ったりと、様々な活動をされています。

最後に、この施設の利用者を代表して、お礼の言葉を頂きました。
今回の寄付金で陶芸に使用する電気窯の購入を検討しているとの事です。
これからもまた、いい作品が仕上がることを楽しみにしています。
平成25年7月4日
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