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【その5】「中国・上海」に行ってきました。 |
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平成17年11月吉日。 中国の最大商業拠点、上海での物産フェアに参加しました。 上海の人口は1800万人を越えるといわれており、そのうち日本人も4万人以上はいるとのこと。中国進出の第一歩として考える企業が多いようで日系企業の数も年々増えています。 福岡から直行便で行きましたが、福岡と気候はあまり変わらず、時差も1時間、移動時間も2時間弱なので、とても近い外国だなあと感じます。 上海市内の街中は私が6年ほど前に訪れたときよりさらに高層ビルが増えており、建築デザインも上層部が波を打っているような変わったデザインがいくつもあり、ため息が出るほどでした。しかし、それとは対照的に、高層ビルの間に古い古い町並みが存在し、貧富の差はまだまだ埋まっていないように思います。 さて、本題のお酒に関しては、中国では一般的にはビールや黄酒(紹興酒などの醸造酒)や、白酒(30〜60度の蒸留酒)がよく飲まれているようです。日本のお酒は、清酒は好んで飲まれているらしく知名度はあるそうです。焼酎に関しては、清酒に比べて歴史も浅く、日本の大手メーカーの銘柄の数種類が目立っている状況でした。しかし、最近では日本の焼酎ブームのあおりをうけて、徐々に種類も増える傾向にあるようです。現地は日本料理の店も多く、居酒屋や焼鳥屋、寿司屋などもよく見かけましたから、これから楽しみな市場と言えます。 実際、フェアの会場で、現地の人に試飲をしてもらったところ、”繊月”の評価は、「口になじむ」、「後味がいい」という意見が多く、”舞せんげつ”は、「香りがとてもいい」、「ラベルがいい」という意見、樫樽貯蔵の”たる繊月”は、「変わった香り」「高級な味」などの意見が多くあり、総合的に良い感触を受けました。また、中には度数の高い蒸留酒を飲みつけているので、「25度は薄く感じる」という人もいましたが。 今回の旅は直接現地の人に試飲してもらい、反応を聞く、いい機会になりました。 おまけ:歴史のある観光地、豫園(よえん)という庭園内で食べた小龍包はとってもおいしかったです。上海に行ったらぜひご賞味下さい。 |
上海の古い町並み 豫園(よえん)近く フェア会場で通訳の大学生(左)と一緒に |
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